pogoplug、購入前にソフトウェアだけでもすでに凄い!PC&MACをこともなくサーバー化

2011/07/25

 

手持ちのUSB式HDDドライブを簡単にNAS化、更にはネットワーク外部からも接続できるサーバー化できるPogoplugは、今春からソフトバンクが日本でのサポートを始めたことで、じわじわと人気を集めているようだ。

というわけで、この製品を欲しくなってアマゾンなど物色していたのだが、気になる情報を見つけた。Pogoplugのソフト版というのがあり、PCやMacがハード版Pogoplugと同じような役割を果たすというのだ。

正直言って半信半疑。そんな自分のところの折角の自慢のハードを食っちゃうようなソフトを出すかなぁ?しかも無料で。

予想は見事に裏切られた。Pogoplugが無料で配っているこのソフトはすでに凄いのである。これまでVPNのようなやや専門的な知識は必要なくなり、容量制限にイライラしたDorpBoxその他のネットワークストレージサービスの弱点をカバーしてしまう。

というわけで、ダウンロードはPogoplugの公式ホームページから。
Free Downloadをクリックして実行。

ひとしきりお決まりの約束確認などを経て、メールアドレスとパスワードを新規登録。

マックの場合、環境設定にこのような項目が追加される。

次にリモートアクセスのタブをクリックして、PCやMac内の共有したいフォルダを指定する。
これだけだ。

さて、これで何ができるのか。

  1. https://my.pogoplug.com/ でログインしてどこからでもPC内のファイルにアクセス
  2. iPhoneやAndroidのソフトからPC内のファイルにアクセス(ローカルならストリーミングもOK,外部からもダウンロードでの再生は可能だがストリーミングは有料)
  3. Pドライブとしてマウント。つまり外部からでもNAS的な利用ができる。(ソフトをインストール)

というところ。

これらがほとんど設定不要でできる。

これだけのことが無料で簡単に実現できるのは凄い。
簡単なのはPogoplugのサーバーを経由してメールアドレスによる承認という方法をとっているからだが、知っていて損はない。

そして、これらのことをPCやMacではなく、小型のハード(実はLinuxマシン)で4つのUSBポートにHDDドライブをつないで実現できるのが、ハード版(というかオリジナル)のPogoplugだ。

ちなみに、p01のほうはWifi機能がついたモデルです。つまりひもなしサーバが出来上がります。