話題のChrome OSを試してみた

先日公開されたChrome OSのVirtual Boxで動くオープンソース版、Chromium OSというのをMacBookで動かしてみた。

起動は評判の7秒とはいかないまでも速い。12秒くらいでした。

動かしてみた感想。

これはブラウザオンリーの素(す)のOS.それ以上でもそれ以下でもないということ。

グーグルのサービスを中心としたいわゆるクラウドな世界の窓として位置するのだけれど、あまりに素っ気なくてあっけにとられた。

使い勝手という以前の問題でOSという点で現時点ではおもしろみは何もない。

今回は、これからどう発展していくか、そのひな形が示されただけとおもっていいのかな。

ユーザーデータはクラウド上に保存されるということらしい。

そこで、ブラウザから適当な画像をダウンロードしてみた。いったいどこに保存されるのか?

出てきた保存先候補は「Chronos」と「File System」というふたつ。

ちなみにChronosに保存して、そのファイルをダウンロード履歴から開いてみようとしたが開けなかった。現時点でいったいどこに保存されているのだろう?ローカル?それともネットのどこか?

昨日の発表で少しショッキングだったのが、このOSは特定のメーカーパソコンにあらかじめインストールされる形で世に出回るということ。自分の古いコンピュータにいれて快適に使えそうというもくろみは外れてしまう。期待と裏腹にがっかりした人も多かったのではなかろうか。

ともかく試してみたい場合はトレントからChromium のイメージをダウンロードして、VirtualBoxに新規で登録して動かしてみるといい。

ちなみにログインにはGmailのIDが必要。

利用は自己責任で。