名刺サイズのコンピュータRaspberry Piにレゴでお家をつくりました。
ちょっと訳あってしばらく放置していたRaspberry Piにレゴでお家をつくってサーバとして本格稼働はじめました。ただの基板?いえいえ。これ一つで立派なパソコンです。特徴を書き出すなら
- USB端子2穴がついてる(大体なんでもつながる)
- SDカードにOSいれて動く(自分のOS入れて差し替えとかもOK)
- HDMIとビデオ端子ついてる(普通のテレビにつながる)
- スマホと同じMicroUSB端子から給電(車のシガーとか携帯バッテリとかいける!)
- お値段わずか $35 !!
何より想像をかきたてるのはこの小ささと安さ。基本的にパソコンなので、何でもできます。たとえばロボットの頭部に載せて頭脳にしたり。そんなものオーダーしようものならいくら予算が必要か途方もありません。
いっぱいつなげてスーパーコンピュータをつくっちゃったり・・。
約3500円のフル機能コンピュータで、しかもそこら辺に転がっているキーボードとマウス、適当なテレビモニターをつなげばコンピュータになることも面白いですが、今持っているパソコンからRaspberry Piにネットワーク経由でアクセスして、家庭内やオフィスに常時動いているコンピュータを一台立ち上げるってことがもっと身近になることが面白いという感想。小学生でもお小遣いで始められます。このプロジェクトは子どもたちの教育という側面が大きくて、まさに子どもたちに35ドルのコンピューターをというのがテーマなんです。
うちのはささやかすけど。。。。
うちのRaspberry Piはそこまで豪快なことはしませんが、とりあえずApacheやRuby on Railsのサーバに。基板むき出しでは金属にあたって漏電してもこまるので、30年前子供の頃に私のつかっていたダイヤブロックでケースをつくりました。
消費電力は3.5W。常時動いている必要があるサーバにはぴったりの条件です。SSHで接続してVNCServer経由で画面も確認できるので、このブロックのケースでホコリもしのいで、ルーターのUSB端子(普通はHDDつないでNAS的につなぐ端子)から給電。ルーターにLANケーブルを差し込めばサーバとして充分機能します。
このあたりのことは宮城大学小嶋研究室 道場のページを参考にさせていただきました。
OSは無料配布されていて、このRaspberry Pi用にカスタマイズされたLinuxのRaspbianやそれ意外にもいくつかてにはいります。適当なサイズのSDカードを買ってきてイメージを焼くだけ。ちょっとだけコツが必要だったりするので(僕の場合こちらのフォーマッターで一度SDカードをフォーマットすることで解決しました)、それが面倒という場合はすでにインストールされたものも売っていたりします。
小学生から対象のRaspberry Piをつかったプログラミング本も近々発売されるみたいなので、息子くんにも挑戦してもらおうと思います。
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