日本郵政の無料年賀状印刷アプリがWinもMacもOKで意外に良い件。
実家の不安定なWindowsを春にUbuntuに乗せかえる際、ひとつだけ心配だったのが年賀状印刷。永年ジャストシステムの年賀状アプリを使っていたので、住所録データを生かしつつMacかUbuntuで使えるアプリを探していました。
ググっていたら意外にも日本郵政。つまり郵便局謹製の作成ソフト発見。素材も毎年アップデートされて更新料いらず。Adobe Air製でMacでもしっかり動いて助かった〜!もちろんWindowsでも使えます。
郵便年賀.jp
http://yubin-nenga.jp/
インストールにはあらかじめAdobe Airを入れておきます。ダウンロードはこちら
そのあとでホームページの年賀状送付とのダウンロードをクリックするとインストールが開始されます。
年賀状につかえる素材はたっぷり1000種類もあるそうです。よくコンビニで販売されている年賀状素材はその年の干支のみだったりしますが、毎年必要なのを提供してくれるのは嬉しいですね。
郵便番号を入力するだけでもちろん住所を補完してくれるのはありがたい。
CSV形式のデータを読み込むこともできます。
今回は以前つかっていたソフトのデータをCSVで書き出し、LibreOfficeで加工したものを読み込ませました。
残念なのがCSVの読み込みがいまいち精度が悪いこと。「""」マークを文字として取り込んでしまったり、住所の区分が細かすぎるので、取り込んだあとで誤って郵便番号で検索ボタンを押してしまうと住所が壊れてしまいます。
住所が自宅と会社と分かれていますが、これは必要ないのじゃないかな?
印刷する住所にはチェックマークをいれて印刷します。
ちょっと不満だったのは、印刷済の管理ができないこと。送受信の管理が何年にもわたって可能なのですが、どこまで印刷したかというのは管理しにくいのが玉にきず。
良い点と悪い点をまとめると
良いところ
- その年に必要な素材が無料で手に入る。自動ダウンロードは素敵。
- MacでもWindowsでも動く
- 印刷ズレの微調整はわかりやすい
悪いところ
- 表書きに自分の住所印刷がなぜか必須
- 電話番号はいれられない
- 会社住所。これ必要?
- CSV読み込みの改良と印刷済管理はつけてほしいな
無料で使えるソフトとしてはダントツに美しいインターフェイス。airアプリというのも面白いですね。
Ubuntuでもためしてみたのですが、こちらではインストール中に失敗してしまいました。うまく使えた方がいらっしゃれば教えてください。
うまく使えなかった場合はLibleOfficeを使うという手もアリ
上のように紹介した郵便局の年賀状ソフトはAdobeAirを使うので、Flash環境から距離をおいているアップルの新しいOSになってくるとうまく動作しないかもしれません。
そんな場合は裏書に無料で使えるLibleOfficew使ってみてはどうでしょう。「MacでもLibreOfficeつかうと年賀状できるよ」
また、宛名印刷にもLibleOfficeの差し込み印刷が使えます。「MacやUbuntuで年賀状印刷。宛名書きもLibleOfficeでできます。」
参考にしていただけると嬉しいです。
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