WebストレージBoxをローカル的にマウントする。

Boxというウェブストレージのサービスが期間限定で50GB無料で提供しているということで、使ってみるとなかなか奥深かったのでレポートします。

サインアップと日本語化についてはこっちの記事を参考にしてください。

まずは気がついた点を箇条書きにまとめてみます。

  • ブラウザにファイルをドラッグアンドドロップできる
  • マックでWebDAV接続(Winでもたぶんできるね)
  • フォルダの共有(写真を配るときにも便利そう)
  • 50Gを無料で。11月末まで
  • コメント機能でSNS的なことできそう。
  • アプリケーションの追加・GoogleDocsとファイル共有できる。
個人的にはGoogleDocsをつかってオンラインでスプレッドシート(Excelみたいなの)編集できるのがよいですね。こうした機能はBox上でアプリケーションの追加として機能を加えることができます。このあたりは他のストレージサービスにはない拡張性です。

Macにマウントする

とくにこのBoxというサービスが実用的に使えそうな予感がするのがWebDAVに対応しているのでMacから接続してマウントできる、つまり他のフォルダと同様にFinderから開けるようになることです。

まずデスクトップ上のなにもないところをクリックしてFinderの状態にします。

「移動」の中から「サーバへ接続…」を選択します。もちろん「command 」+「K」でも開けます。

 

サーバアドレス:の欄に

http://www.box.net/dav

と入力し、右側の「+」マークをクリックすると「よく使うサーバ」として登録されます。

「接続」をクリックすると、初回はIDとパスワードを聞いてきますので、Boxで登録したメールアドレスとパスワードを入力。めでたくデスクトップにマウントされたアイコンが表示され、ネットワークの共有にもwww.box.netが表示されています。

スピードは回線の速度によりますが、そこそこ実用的ですし、フォルダ共有をBoxで指定しているだけで他のと共同作業しているフォルダをマウントできるなんてちょっと素敵じゃありませんか?

WindowsでもWebDavを利用できるようです。解説はこちらのホームページが詳しくしていましたので紹介します。

普段使いによさそうです

大きなファイル、たとえばIllustratorの.aiファイルを編集しながら共有したいという場合にはこの方法だと重すぎますが、アプリをつかってDropBox的な同期も使えそうなので、こっちも近々レポートします。

iCloudに期待していたのですが、ストレージの容量が小さいのとどんなファイルが共有できるかがアプリ次第というのが少し残念だったので、このBoxの使い勝手は普段使いによさそうです。参考にしていただければうれしいです。