WordPress4.2.2にしたら新規投稿できなくなって、タイトルも日本語だとはじかれるようになった場合の対処

アップデートしたとたんに、新規投稿ができなくなった場合の対応方法について紹介します。また、対応中にこのブログのタイトルである「モカ式」が空欄になりました。なんどタイトルを保存しても受け付けつけず、ブログタイトルが表示されない状態。これらすべて文字コードが問題でした。

この問題の原因は、データベースであるMySQLの文字コードがujis_japanese_ciのままだったためでした。

実際の症状は、新規投稿をしようとすると「最新の投稿を表示するページを編集中です。」と表示されるだけで、肝心の内容を入力するスペースが表示されなくなります。これでは投稿できません・・・

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参考にさせていただいたのは

です。これらの情報がなければ途方にくれていました。ありがとうございました。ほんとインターネットって相互扶助の世界だなぁとつくづく思います。

具体的には、phpMyAdminをつかって、文字コードを根気よく「utf8-general-ci」に変更していきます。手順はこちらが詳しいのですが、ひととおり変更したつもりでも改善しなかったので、少しとまどったのが、「照合順位」の変更方法です。こちらだけもう少し詳しく紹介しておきます。

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まずテーブルひとつずつ操作の左から2番目のアイコンをクリックして、中に入ります。

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称号順位の欄にujis_japanese_ciなど日本語コードがまだ残っていれば、それらの左側のボックスをチェックしてから、「すべてをチェックする/すべてのチェックを外す」の右側にある「鉛筆」のアイコンを押します。くれぐれも慎重に!!

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そのあとで、称号順位の項目を「ujis_japanese_ci」から「utf8_general_ci」に切り替えて、「保存する」を押します。これをjapaneseがなくなるまで繰り返します。

今回、投稿できなくなる問題は、「wp_posts」テーブルのエンコードが影響しているようでした。

一方、タイトルに日本語入力を受け付けなくなってしまうのは、おそらく「wp_options」のエンコードが影響していた模様。ここのエンコードを切り替えたタイミングで(たぶん)復旧しました。

まだブログタイトルの部分が消えてしまう不具合については症例が出ていなかったようなので、参考になればうれしいです。

(phpMyAdminはデータベースのメンテナンスをブラウザ上から簡単に行えるツールです。レンタルサーバの管理画面からデータベースの項目を見ると、ログイン先へのリンクが見つかると思います。つかったことがない場合にはレンタルサーバによっては最初にインストールボタンを押す必要があるかもしれません。)