iOS8をiPhone4sに入れて、良かったこと、悪かったこと。
人柱レポートをします。iOS8にアップデートしようか迷っている方は参考にしてください。個人的にデメリットに感じた部分を、新OSで追加された機能と天秤にかけることになると思います。
まず、iOS8にアップデートして最初に感じたのは、パッと見の変化がほとんどなかったこと。APPLE公式のアプリのアイコンが、よりフラットになっている程度で、見た目の変化はあまりありません。iOS6から7への変化にくらべれば、最初はどこがかわったのかわからないくらい。
最大の問題は、文字入力が重いこと
最大のデメリットは文字入力が非常に困難になったこと。特にローマ字入力はキーを押しても反応がなく、入力した文字が数秒後にまとめて変換候補として現れるような状態。常にそこまでひどいわけではないけれど、これはかなりのストレスでした。
iOS8の特徴として、文字入力がサードパーティ製にも開放されたことがあげられます。現在のところ(2014年9月20日)公開されているのはsimejiくらい。本命はまだ公開されていないジャストシステム社のATOKと、Google日本語入力で、これらも同じように重さを感じさせるかどうかというところはあるのですが、正直厳しいのではないのかな?というのが現在の予想です。
simejiにはローマ字入力はなく、比較ができません。また、あまりよろしくない過去の事件もあります。「フルアクセスを許可」という設定項目がありますが、正直信用できないなという感想。変換候補は標準の入力にくらべると良いと感じました。ある程度選択だけで入力が出来る感じ。
個人的にマストアプリであったGPSロガーである「僕の来た道」がiOS8には非対応でした。まったく地図が表示されず、操作していると落ちてしまいます。開発が活発なアプリはiOS8にも対応していくでしょうが、永らく更新がないこういったアプリは対応するかどうか、作者さまのみぞ知る状態。
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メリットと思える新機能について
出し方がいまいちわかりにくい、検索機能であるSpotlight機能ですが、Wikipediaを含め、メールやアプリなどから実用的に検索してくれるようになりました。Safariを立ち上げて検索をする手間も省けるレベルに達していると思います。
画面上部から下へスライドするとダッシュボードが現れます。iOS8からは対応しているアプリの表示を選択して表示させることができるようになりました。例えばYahoo!時刻表では、登録した駅の発車時刻までのカウントダウンを表示できます。ロック解除をせずにこれが見られるのは非常に便利。Evernoteも対応していて、ここからさっとメモを取ることもできるようになりました。
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Shazamという、かかっている音楽からなんという曲か検索できるソフトがありますが、その機能をSiriから使えるようになっていました。「この曲はなに?」と問いかけることでこの機能が使えます。Siriは「hey!Siri!」と呼びかけることで起動するようになったなど、なんだかスタートレックのコンピュータのような感じです。
こんどのiCloudは家族登録をしておくことで、データのやりとりや購入したアプリの共有ができるようになっています。これはお財布にも嬉しい機能ですね。
あまりニーズは無いかもしれませんが、中国語のピンイン入力で、あいまいに入力しても察してくれるようになりました。前はたぶんこの機能はなかった。中国語を使わない人には必要ないし、ネイティブな方もつかわないかもしれません。中途半端な僕みたいな学習者には嬉しい機能です。
###いまならまだiOS7に戻せる?
iOS8へのアップデートが失敗だったと感じた場合、今のところまだiOS7へ戻すことも可能なようです。iPhone6 SIMフリー端末をすでに予約しているので、結局はそちらを使うようにはなりますが、iPhone4sは快適な状態に戻しておくべきか、悩んでいるところです。
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