中国語のヒアリング学習にSNH48総選挙のスピーチがオススメな件。

SNH48第六回選抜総選挙の映像をYoutubeで見つけました。トップ7名のスピーチをみていたら、これは中級の中国語学習者にとって、ヒアリングの素晴らしい教材だと思いましたので、紹介します。日本語字幕付きです。

SNH48は上海を本拠地に、2012年から中国初の本格アイドルグループです。名前からお察しのとおり、AKB48の中国版で、プロデュースは秋元康さん。

昨年、旅行した際にSNH48星夢劇場をおとずれ、当日券を購入して初めてステージを見てきました。劇場でのチケット購入方法も紹介しているので、そちらの記事もどうぞ。【上海でSNH48のステージを見てきたからレポートするよ!】

中国で将来の夢は?小学生にたずねると、「社長!」という回答が一番多いそうです。学校でも級長というのは成績の良い優等生が指名されたりするのだとか。ほんとうかどうかは知りませんが、日本よりもリーダー志向が強いお国柄というのは間違いなさそうです。そういう環境での人気投票って結構あっているお国柄なのかも。

これを選挙って呼んでしまうのは、国としてはどうなのだろう?とちょっと心配はしたりするけれど、レストランなどでサービスの優秀者投票がされていたり(けっこう露骨に)するので、どっちかというと、そちらのノリなのかも。

日中韓関係改善してほしい。

私が中国の上海に留学していたのは2001年の9月からの1年間。ちょうど日韓共同開催のサッカーワールドカップが開催された頃です。大学の寮の部屋で、隣室の韓国人の同級生とサッカーを観戦したのを覚えています。同じ年日中国交正常化30周年。当時人気絶頂だった日本のバンドGRAYが北京の八万人体育館でコンサートを行うなど、いちばん3国の関係がよかった時期でした。

当時、中国人の学生たちの間でも人気があったのは、宇多田ヒカル、浜崎あゆみ、KIROROなど。それぞれ中国語にカバーされ、街のCDショップにも必ずならんでしました。

ここ数年、政治的にお互いの関係はよくないところなのはご存知のとおり。そのあおりをうけて、中国にアイドルグループをという当初にはAKB48やSNH48、台湾のTPE48、インドネシアのJKT48で相互に出演して盛り上げようというイメージだったのでしょうが、日本のイメージを押し出せない感じが惜しすぎます。

韓流、華流といった一時のブームでなく、言葉がわからなくても洋楽を聞くように、とくに特別な趣味でなくなるような交流のある仲になってほしいと願うばかりです。