より良く生きるには
先日ニュース番組を観ていて、二つの?事件が立て続けに紹介されていました。ひとつは2億円の宝くじ当選した女性を交際相手が殺してしまったもの。もう一つがまだ犯人は捕まっていませんが、東京板橋区で土地を所有する資産家殺人放火事件。
どちらもお金にまつわるトラブルからか、しばしお金って・・・と考えされられました。
自分はかなりお金には執着がない方だと思ってます。そんなにあってもしかたなし。普通に生活ができれば十分というように。けれど、その普通の生活。そこそこの生活が今できなくなっているようです。
お金についてほしいとは思わない自分でも、転職と妻の出産と住宅の購入とが重なった一時期は少し様子が違いました。
「蓄え」が無いという状況。
給料をもらっても、それが毎月きっちりなくなる、場合によってはマイナスになるっていうのは正直つらかったです。マイナス分をどう補填するか、どう切り詰めるかを考えていると、懐ももちろんだけれど、どうも頭の中にも余裕が無くなってきます。
贅沢な生活をしたいとも思わないけれど、心の「ゆとり」がお金の「ゆとり」と自分の思っていた以上に関連していた経験をしました。
ところで、先日TBSの「クメピポ!絶対あいたい1001人」に元バレリーナの草刈民代さんがダンナさんで映画監督の周防正行さんとともに出演されてました。二人の会話の中にもでてきた「より良く生きるには」。とんでもない額のお金が必要な映画、お金がかかるけれどプロとしてやっていくのが日本では道すら確率されていないバレーの世界。そんな「お金」に支配されそうな職業のふたりなのに「お金」と正反対の生活というかスタイルというかナチュラルさを感じて不思議な空間を感じました。
二人のようになりたいとか、まったくそういうことではないのだけれど、妙に触発されて元気になれた放送でした。