Lモード終了。妻の実家にあります。

2010年3月でiモードの固定電話版のようなサービス、Lモードのサービスを終了すると発表があったそうです。

これ、まさに妻の実家にあります。

2009年2月時点での利用契約数は東西で6万5000契約。実家の一台はまさにそのうちの一つってことになります。

改めて検索してみたら、2001年に当時のLモードNTT東日本担当課長さんのお話がインプレスの取材「Lモードは第二のiモードとなるか?」という記事に出ていました。

ブロードバンド普及の中、逆行する動きではないかという問いかけに対して返した取材記事の最後の言葉、

「果たして逆行なのでしょうか。ブロードバンドの側から見ればそうですが、エンドユーザー側からみたときに、黒電話で十分という人はたくさんいます。「Lモード」は逆行ではなくて留まっている、つまりあえてユーザーに合わせるためにとどめているというのが正確な表現だと思います。確かに世の中の流れはブロードバンド、光、ADSLとなっています。こういった高速通信を本当に欲しいという人が世の中の8割になったらLモードはいらないと思っています。それが5割を超えないかぎりLモードはありつづけますよ。」

そこで、ブロードバンドの普及率で検索してみたら、社会情報データ図録というホームページに「図録 インターネットとブロードバンドの普及(国際比較)」という記事がありました。

これによれば、2007年の日本のインターネット利用者数は100人あたり73.6%。ブロードバンド普及率では22.1%になっています。

改訂になくても学校や会社で利用している、またはPCを使わなくても携帯がフルブラウザでネットにつながるのでそれで利用しているという人も多いでしょう。

もう少し新しい情報はないかしら?と考えたら、こんなときには統計資料をみるべし。総務省の平成20年版情報通信白書というのがありました。

「情報通信サービスの利用状況」という項目を見てみると、以外にも北陸がインターネット利用率が高く、なんと96%。ブロードバンド利用率も74.3%だそうです。

世の中の8割の人が高速通信をほしいと思う時代がすでに来ていたのかもしれません。