コンセルヴァトワールで思ったこと
「題名の無い音楽会」で佐渡さんはパリのコンセルヴァトワール(国立高等音楽院)を訪れていました。のだめの舞台です。
この国立音楽院には海外からも学生たちが集まります。教師陣も皆世界レベルの音楽家たち。
学費も安いのだそうです。そこに海外からの学生ばかりになると外国人にばかりお金を使っちゃうことになるね、って思うのはケチ臭いのです。
ここから巣だった音楽家たちは世界で活躍して、フランスのコンセルヴァトワールで学んだことを誇りに思って広げていきます。またそれに憧れて優秀な学生たちが集まってくる。 国立の学校が自国の人にこだわらずに世界から人を受け入れることは、フランスの影響を受けたバラエティーにとんだ人材を世界に送りだすわけで、それってなんというか、国益だなあと感じたわけです。
日本も優秀な人材を育成するためとしてお金を使っているだろうけれど、それって言わずもがな日本人を念頭に置いてますよね。もし日本の国立大学に外国人だらけで学費も安くなってたら、クレームつけるひともいるんじゃないだろうか。
子供が将来学ぶことを考えれば、日本でも海外からわざわざきて学ぶ価値があると思われるような魅力のある教育の場所が増えるとよいと思います。
そんなことを考えていたら、もう一つ思い浮かんだのが駅伝に出場する外国人留学生のこと。
たとえば高校駅伝でケニアの選手が男女とも優勝した影響で駅伝一区では留学生が起用できないというルールってのがあるそうです。
個人的にはわざわざ引っ張ってきて特別待遇しているというならおかしいと思わなくはないけれど、そうでないなら留学生や外国籍の学生が何人いてもかまわないと思うのですけれどどうでしょう。
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