まだまだ活躍してね。ママチャリ

これまで通勤にはいわゆるママチャリを使っていました。これがまたかなりの年代物。いつ、誰が買ったのかも忘れてしまうくらい我が家にあって、先日後輪のタイヤがパンクして自転車屋さんに持って行ったら

「これだけ乗れば値打ちがあるよ」と言われてしまった代物です。だってタイヤは完全にすり切れてゴムの下から糸みたいなのが見えてました。気がつかなかったなぁ。

ペダルを一漕ぎするごとに「ギーコ、ギーコ」とかなりの音がします。雨の日は少し音が収まるのは湿気がちょうどチェーンに良いのかしらというくらい。とにかくメンテナンスなんてしたことがなかったのです。

さて、ロードバイクくんが我が家にやって来て、晴れた日はもちろん彼が大活躍しています。細いタイヤは抵抗が少ない(んだろうなぁたぶん)から、少しこげばスルスルーっと走ってくれます。すばらしい!

ただ、細いタイヤが良いかというとそれはそれで弱点らしき物も見えてきました。

道がきれいに舗装されているところでは、その実力を発揮して、それはもう氷の上を滑るように走ってくれるのだけれど、日本の道路事情、まだまだどこでもサーキットのように完璧とはもちろん行かないから、振動が激しい。車でもそうだけれどスポーツ車の宿命なのかな。

細いタイヤと一概にいっても、どうやら種類があるようです。タイヤをよく見てみると数字が書いてあって、うちのには「23c」って書いてあります。これがロードバイクの標準的なタイヤらしい。もう少し細い20cとかいうのもあって、それらはトラック(車のトラックではもちろんない。ほら、競輪とかで使われるような道のことね)やヒルクライム(これ、つまり丘登り。自転車で登っちゃうんですね)用に使われるようです。