子供に携帯を持たせるか、持たせないか
「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」という任意団体があるそうで、そこが第2回目の研究発表を出したというニュースを見て思ったこと。
子供の発達に応じて実際にどのように利用させていくかというのが今回のテーマのようだ。
で、ポイントはこの「発達段階に応じて」というところ。
実はこのあたりが意外にもこれまで意識されて議論されていなかったようで、考えてみればごくごく当たり前な感じがする。
けれどなにかというと「子供に携帯を持たせる、持たせない」二者択一の議論になりがちだ。
ワイドショーなんかで該当インタビューされたりすると、自分はどっちかなぁなんて選ぶ。持たせるべきか、持たせないべきか考える。
子供の教育について考えたつもりになってる。
親が携帯を子供に与えるかどうかは、まあポリシーとしては良いと思うけれど、それは一時的なことだ。
インタビューに答えるとき、「成長にあわせて教えていく」という答えを出す親がどれだけ存在するだろう。実際これはけっこう根気のいる面倒なことです。
「あなたならどっち?」
と尋ねられるとそこから考え方が発展しない。
頭が凝り固まって思考停止しちゃう、そんな気がするのです。
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