AdobeFlashの停止制限を回避する方法(Chromeの場合)

2021年1月12日でFlashは動作しないようになりました。お仕事でどうしても利用が必要な場合のために、なんとかFlashを動作させる方法を試してみました。

InternetExploreの場合はこちらの記事をどうぞ。

フォントで有名、モリサワのフラッシュサイトを開いてみます。

https://fontpark.morisawa.co.jp/

このようにプラグインエラーとなってしまいました。まずはURL入力欄の左側にある「保護されていない通信」という部分をクリックします。

Flashがデフォルトでブロックされているのがわかります。ここで許可に切り替えてもよいですが、説明のために「サイトの設定」をクリックします。

サイトの設定ではサイトごとに許可する項目を細かく設定することができます。Flashの項目をブロックから許可に切り替えましょう。

サイトに戻ると、再読み込みボタンが表示されますのでクリックします。

こんどは「Adobe Flash Plaerは期限切れです」の表示と「バージョンが古いためブロックされました」の表示がでました。ひとまず「今回は実行する」をクリックしてみます。

ブロックされた際に表示される「Fi」のロゴです。動作しません。

そこで、Chromeもmms.cfgファイルでホワイトリスト指定をして開くことができないでしょうか? mms.cfgファイルについてはIEの場合で詳しく紹介しているのでこちらをどうぞ。

Chromeの場合、mms.sys ファイルを置くべきフォルダは以下のとおりです。

C:\Users\daddy\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\Pepper Data\Shockwave Flash\System

最後のSystemフォルダは私の環境の場合はありませんでしたので、一つ上の\Shockwave Flashフォルダを開いたら、新規作成で「System」フォルダを作成しましょう。そのなかにmms.cfgファイルをメモ帳で作成して置いておきます。

今回テストに使ったモリサワのサイトの場合は以下のような記述になります。

EOLUninstallDisable=1
EnableAllowList=1
AllowListPreview=1
AllowListUrlPattern = https://fontpark.morisawa.co.jp/

うごいたよー!自分が開きたいサイトのURLやIPアドレスに書き換えて使ってくださいね。

参考サイト

Chromeのmms.cfgファイルの置き場所については、こちらのサイトを参考にさせていただきました。