Macintosh Classic2にLC475のHDDを移植しました。
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さて、ケースを開いてみたらHDDが入っていなかったMacintosh Classic2に、ハードディスクをあてがってあげなくては。
1991年もののハードですから、当時主流のハードディスクは今のSATAでもなく、その前のATAでもなく、さらにもうひとつ昔トレンドのSCSIです。実は現在でも高級サーバー向けにあったりするそうですが、当然目を向けるのは中古ハードです。そこで物色したらイイカンジのがありました。
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おや?
ハードディスクを買うのでは?
居酒屋さん1回分くらいの激安で出物があったのでご購入。
ケースの中身は続きをみてね。
Macintosh LC475 通称ピザボックス。その名の通り平べったく四角い筐体はまさしくピザが入りそう。
CPU / Motorola 68LC040 25MHz 1993年にLC3の後継機として発売されたそうです。
内部へのアクセスもネジいらずでパカっとひらきます。
まあ、なんてシンプルなんでしょう。
Macintosh Classic2と違い、ディスプレイを内蔵しない分その制御系が必要ないので、電源、ロジックボード、HDD、FDD、中央に全体を冷やすファンとスピーカーが収められています。まだまだ十分なスペースが確保されているのがビューティフル!
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さて、今回の目的はHDDをClassic2へ移植することなので、さっそく摘出!
プラスティックの爪4本を押してやるだけで簡単にはずれました。LC475は簡単にパーツが外せるところも好感がもてます。そのうちあなたもちゃんと動くようにしてあげるからね。。。
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とりはずしたHDDをClassic2のSCSI端子に接続します。非常に簡単。
そしていよいよ火をいれてみると・・・。
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動いた!!
ゆずりうけたLC475のHDDにはこの頃のMacOSである漢字Talk 7.5が入っていたのでした!OSを新たにインストールする手間も省けてしまいました。
まだむき出しの状態なので、カバーをかけてしばらくこのまま楽しみます。
次の計画はHDDをコンパクトフラッシュ(CF)に差し替え、ノンスピンドルマシンにすることです。できれば残るファンユニットも静音のものに取り替えるか取っ払ってみたいという構想。
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