読書「マイクロソフト戦記」トム佐藤

DOSからWindows3.1や95への推移を解説したよくある解説書と思いきや、ヨーロッパでのMSXの普及に架け橋となっていた著者の熱いストーリー。

MSXといえばダディーが小学生の頃夢中になったホームパソコンです。各家電メーカーから共通の規格で販売されていました。僕らは日本国内のことしか眼中にはないけれど、その頃ヨーロッパではどうなってたのか。世界標準を作るのが技術だけではなくてその他の要素の重要性を身を以て体験している著者。とっても珍しい視点で書かれた名著だと思います。おすすめです。


マイクロソフト戦記