WiFiの設定画面すら表示されなくなった場合の対応
めずらしい症状を続けて見かけたので、メモ。Windows10の設定ボタンから、「ネットワークとインターネット」を開くと、ほとんどのノートPCではイーサネットとWiFiが並んでいるはず。
なのに、WiFiの項目が下記のように見当たらなくなってしまう不具合です。僕が見かけたのは、HP Probook 450 G5 でした。ハードの不具合なのかOSの不具合なのか、はたまたドライバ関係かははっきりしませんが、とりあえず治せる方法がわかりましたので紹介します。
コントロールパネルから確認する
Win10になってからWiFi設定なども「設定」から扱うことが多くなりましたが、コントロールパネルも健在です。表からは見えにくくなっているので、検索窓に「コントロール」と入力し、検索され出てきたコントロールパネルを開きましょう。
開けたら、「ネットワークと共有センター」-「アダプターの設定の変更」の順に開きます。カテゴリ表示になっていて上記のような項目がない場合は、「ネットワークの状態とタスクの表示」-「アダプターの設定の変更」とすすみます。
WiFiのアイコンがみつかればOKです。右クリックして一度無効にし、再度有効にします。これでWin10の設定画面にもWiFiの項目が表示されるはずです。
念のため固定IPになっていないかチェック
私がこの症状を見かけたときにもうひとつ不可解なことが。IPアドレスの自動取得になっているべきところ、なぜか不明な固定IPが設定されていました。
通常は上の図のようにIP自動取得、DNSサーバも自動取得でよいはずです。ただし、企業や自宅でもPCに詳しい人がネットワークの設定を行っている場合は、意図的にIPアドレスを指定している場合があるので、ネット接続できないときには確認してから変更しましょう。
上記の方法でも改善しない場合
コントロールパネルに表示されるのに設定画面にはWiFiが表示されないのは不可思議です。なぜなら、機内モードにしていてもWiFiの設定項目は表示されるはずだからです。
コントロールパネルにも表示されない場合は、PCの側面などにWiFiの物理的なOnOFFスイッチが切れている場合、デバイスドライバに警告が出ていて正常にインストールされていない場合があります。
今回紹介したのはかなりレアケースですので、切り分けの参考にしていただけるとうれしいです。
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