コマーシャルするのは買ってほしいからやろう?

ひなた:「テレビを見るのはお金はらわんでもいいの?」

何かの話をひなたとしていると彼は疑問を持ったようです。

ダディー:「ふつうは払わなくてもいいよ。そのかわりコマーシャルが流れてるやろう?

彼はコマーシャルとテレビの関係がうまく結びつかずにきょとんと言う顔をしています。

ダディー:「ひーくんが日曜日にシンケンジャーのテレビを見てるときに、デラックスシンケンオーの玩具の宣伝があるやろう? なんでか分かる?」

彼は再び悩む。悩む。そしてでた結論が「買ってほしいからやろう?」

我が子ながらなかなかすばらしい洞察。CMと玩具からその背景にある玩具メーカーの存在を指摘しています。

ダディー:「ひーくんがコマーシャルみたら玩具欲しくなるやろう?玩具の会社は買ってほしいからコマーシャルをテレビ局に流してもらってるねんで。しかもテレビの会社に流してもらうためにお金払ってるねん。それでテレビの会社はドラマとか漫画とか戦隊もの作ってるねん。だから見る人はお金はらわんでええねん。」

ひなた:「えーーーーっ!」

ダディー:「でもダディーが好きな外国のドラマとかの時にはシンケンジャーのロボットのコマーシャルは出てこんと、ひなたの好きな戦隊ものとかの時にでてくるのはなんでか分かる?」

ひなた:「子供に買ってほしいからや!!」

僕らは当たり前に思ってる仕組みだけれど、いきなりそういう仕組みが分かっちゃったっていうのは彼にとっては発見。素直に感動できるのがうらやましいです。