西宮市民コーラス大会

新型インフルエンザで開催が危ぶまれていた西宮市民コーラス大会が17日にありました。

今年は第49回目。

こんなところに西宮の文化の高さが感じられるところです。

 

さて、我がコーラスも、新曲「脱走兵」の初舞台でもあり、全員で舞台に乗りたかった所ですが・・・・・・

体調不良や仕事、また、障害者施設で働く仲間には、

「人がたくさん集まる所には行かない」

という禁足令もでたため、結局22名のステージになってしまいました。

 

ステージの写真は撮れなかったので、更衣室で衣装を着けているところを撮りました。

これが男だったら「わいせつ罪」?になるところかしら?

 

指揮者の採点は58点!

「霧と話した」「脱走兵」とも、自信が無かったからか「出だしが弱かった。」

「歌詞を間違えるのはもってのほか。」

と厳しい指摘を受けました。

 

しかし、「脱走兵は、歌った反響が聞いている人に心地よく届いた」そうです。

この2曲の組み合わせも良かったようで、これからの展望をもらいました。

 

高校時代の仲間が、大阪府の南部からわざわざ聞きに来てくれました。

「歌詞がよく伝わったよ。衣装も良かったし、ピアニストや指揮者も同色のものを着けていたからよかった。もうちょっと力強かったらもっと良かった。」

と感想を言ってくれました。

 

もう社会人になっている教え子とお母さんも来てくれ、花束をいただきました。

お母さんが退職したという葉書をくれたので、コーラスに入るよう勧め、大会を見に来てくれるように電話したからです。

 

そして、入団を決めてくれました!

やりました〜!

ニューステージ衣装

これが今年のステージ衣装です。

今までの白のワンピースに、何色っていうのかな? このストールを巻きます。

 

その巻き方もなかなかオシャレに巻くんですよ。

モデルの後ろで巻いているのが、今年、衣装係りになったMさん。

彼女は、社交ダンスの先生。

日頃の服のセンスがいいから衣装係りになってもらいましたが、バッチリ!  正解でした。

 

でも、一人では巻けないから、今度の練習日には、皆で練習する予定です。

 

これは、5月17日(日)の西宮市民コーラス大会に着ます。

市役所の隣・市民会館「アミティホール」で、

私たちの「女声コーラスこぶし」の出演予定は、午後3時半頃です。

時間が許せば、ぜひ見に来て、聞きにきてください。

 

演奏曲は、「霧と話した」と「脱走兵」。

「霧と話した」は、昨10月のコンサートで歌いましたが、

「脱走兵」は、新曲です。

とても良い曲なので紹介します。

 

「脱走兵」

作詞作曲  ボリス・ヴィアン

改編曲 安藤由布樹

大統領閣下  申し上げます

ここにあなたの手紙があります

これによると 月曜日までに

入隊するように 命じています

だけど私は おそらく人を 殺すなんて できないでしょう

あなたに背く つもりではなく

あした 私は 逃げ出すでしょう

     大統領閣下 私の父は

     ある日 遺骨で 帰ってきました

     それで母は 嘆き悲しみ

     今では一緒に 眠っています

     そして兄は 長い捕虜で 愛する妻を 盗まれました

     この手紙が 届く頃には

     多分私は 逃げてるでしょう

大統領閣下 おそらくあなたは

軍や警察に 命じるでしょう

脱走兵を 探し出すように

それがあなたの 職務だから

武器を持たない 男は全て 国のために ならないからと

他人の血を 見るくらいなら

私は 自分の 血を 流すでしょう

ボリス・ヴィアンはフランスの作家・詩人です。
インドシナ戦争中に作詞された反戦歌で、シャンソンでよく歌われた有名な曲
だそうです。
原曲の詩は、もっともっと長いです。

日本でも、沢田研二が歌っています。
「沢田研二・脱走兵」で検索したら、YouTubeで聞けました。
しみじみと訴えるような歌い方に感動しました。

ついでに、「我が窮状」も聞きました。
みなさんも一度聞いてみてください。