今年も平和行進の時期がきました


今年も平和行進の時期がやってきました。
8月の原水爆禁止世界大会の成功を目指し、東京から出発し広島を目指すコースのほか網の目のようにたくさんのコースがあり、それぞれ広島を目指して歩いています。

これは、7月7日、大阪から兵庫の川西に入ったので、うたごえ協議会の合唱団が音楽で出迎えたところです。
川西~宝塚~伊丹~尼崎~西宮~芦屋~神戸・東灘  と平和のバトンが、そして、うたごえ協議会の幟がバトンタッチして引き継がれていきます。

そして今日9日は、武庫川河川敷で尼崎からのバトンを受け取りました。
女声コーラスこぶしと西宮さくらんぼ合唱団の仲間が歌で出迎えました。

そして、西宮市役所まで約1時間を、「核兵器をなくそう!」「自衛隊を戦場に送るな!」
「憲法を守ろう!」・・・・と市民に訴えながら歩きました。
雨の予想でしたが、天気も味方してくれ、曇り空で歩きやすかったです。

ニューヨークでは、人類史上初めて核兵器を違法とした「核兵器禁止条約」が採択されたことは素晴らしい出来事です。
国連加盟国の2/3 122カ国が賛成しました。
・・・・・しかし、しかし、唯一の核兵器の被害にあった日本政府が会議にも出席しなかったことは残念としか言いようがありません。

第54回全日本おかあさんコーラス兵庫大会

6月10日(土)、伊丹市立文化会館・いたみホールで、おかあさんコーラス大会がありました。
58団体が参加し、am10:00~pm7:50の長時間にわたる大会でした。
こぶしは、くじ運よくpm2:00頃の出演でホッと!
しかし、指揮者の山本先生は、am10:15に他の合唱団の指揮もあり早朝から大変でした。

見てください!
この美しいみんなの姿を!
なんと32名が舞台に立つことができました。

 

こぶしは、「つゆ」と「陸の英霊の声」を初披露しました。
「陸の英霊の声」は、
和合亮一・角田英一 作詞   新実徳英 作曲 で

新実さんは、
「私がこのような作品の作詞・作曲に取り組んだのは、集団的自衛権の新たな、かつ、
危険な解釈が流布されたことに突き動かされたからである。」
「音楽は限りなく美しければ良い、私はそう思っている。が、このような時代に音楽には
別な力も発揮してもらいたいと思わざるを得ない。それがこの曲である。」

 

私たちは、舞台での初披露なので、音も歌詞もやや不安でしたが、
「新実さんたちの、そして私たちの思いを皆に聞いてもらうことが今回の課題」だとして
しっかり伝えたつもりです。

「陸の英霊の声」
あなたの子どもを戦争に行かせたいですか あなたの子どもを戦場に送りたいですか
戦う時は戦う    誰と戦うのですか
国のために戦う   どの国と戦うつもりですか

机の上で戦っていたあの人たちは 号令するだけのあの人たちは
負け戦なのに勝利を唱えたあの人たちは
そして今を生きるあなたたちも 南の島のどこで私が死んだのか 知らない

あなたは子どもに何を手渡したい あなたは子どもに何を手渡さない
空を山を鳥を大地を   さえずりを美しさを優しさを

武器を戦場を不条理を無念さを 手渡してはいけない
あなたは子どもに何を手渡したい   あなたは子どもに何を手渡さない

空を海を雲を銀河を 光る穂をいつくしみをほほえみを

武器を血のむごさを無言の死をにくしみを  手渡してはいけない
海よりも空よりも深いさびしさを  あなたは子どもに手渡したいのですか

変えてはいけないもの  この手の優しさだ  この手の正しさだ