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宮っ子みんなのコンサート


今日4日は第37回西宮市民音楽祭の日。
いつも、この頃には、うたごえ合唱発表会の全国大会があるので、
「こぶし」としては参加していませんが、今年は全国大会が23日なので
参加することにしました。

と言っても
そう簡単には出場は出来ないのです。
というのは、「音楽祭」なので、合唱だけではありません。

吹奏楽や交響楽・お琴などの協会もあります。
合唱では、「西宮少年合唱団」をはじめ、小学校・中学校・高校から、それぞれ1校ずつ。
大人の合唱で1グループという決まりがあるのです。

そんな厳しい条件の中で出場させてもらったことは、ほんとうにありがたいことです。
私たちは、既定の7分の中で「おかあさん」「My Way」を歌いました。
来てくれた友達から、
「5月の市民合唱祭の時よりも断然うまくなっていたよ!」
と、褒めてもらいました。
23日の広島での全国大会では、「My Way」で勝負してきます。

フィナーレは、みんなで
「小さな世界」「歌よありがとう」「翼をください」を歌いました。

私たちの前には、山口小学校の4年生。後ろには「西宮少年合唱団」「浜脇中学校」
「関西学院高校グリー」の皆さんがいたので、とても歌いやすかったです。
子どもたちの透明感のある声・男性の深みのある声に囲まれて、
歌詞が覚えられなくて不安だったことも忘れて楽しんで歌えました。

私は、音楽的な行事も多いし、中学校区ごとに公民館もあって、いろいろなサークルが
活発に活動できる、こんな西宮が好きです。
勿論、学童保育の充実や中学校給食も完備していることも、友達に自慢できる
ものです。

病院で演奏してきました。

2012首藤病院 秋のイベント

20日(土)、大阪市福島区野田にある首藤病院で演奏をしてきました。
こぶしの団員16名+オームのキューちゃん+ピアニストの18名とキューちゃんで。

介護老人が多いとのことなので、特別に腹話術師(保育士さん)にキューちゃんとのコラボをお願いしたところ、気持ちよく了解してもらったので、今回の運びになりました。

目論見はピッタリ!
はじめこそ無表情なお年寄りたちは、キューちゃんの可愛さや色の鮮やかさにすこしずつ興味を持ち始めた様子がわかりました。

今回は、午後の診療時間が始まる前の30分間。
司会担当の団員が、自分のお母さんの介護の経験から、ぜひ「青い山脈」を歌いたいと言うので、これもメニューにいれました。

演奏曲は
①「おかあさん」
②「家族写真」
③「小さな世界」

みんなで歌おう
①「青い山脈」
②「ふるさと」
③「里の秋」

歌の力はすごい!
大感動の30分間でした。
最初の「おかあさん」を歌ったら、一人の患者さんが、
「帰りたい~! お母さん!」
と泣きだされたのにはびっくりしましたが・・・

「青い山脈」で手拍子を求めたら、周りの看護師さんや介護士さんたちにつられて
手拍子をしてくれる人が増えてきました。

「ふるさと」や「里の秋」は皆さんが知っているので、そばで歌ったらだんだんだんだん声も大きくなってきました。

最後には、アンコールもあり、「赤とんぼ」も歌い、ロビー中がコンサート会場のように大きな声が響き渡っていました。
無感動そうだったお年寄りたちの変わりように、
「来てよかった~!!」と思いました。

ロビーや病院の外には、こんなポスターを作ってはってあり、
(楽しみに待っていてくれたんだな~)と嬉しかったです。