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第54回全日本おかあさんコーラス兵庫大会

6月10日(土)、伊丹市立文化会館・いたみホールで、おかあさんコーラス大会がありました。
58団体が参加し、am10:00~pm7:50の長時間にわたる大会でした。
こぶしは、くじ運よくpm2:00頃の出演でホッと!
しかし、指揮者の山本先生は、am10:15に他の合唱団の指揮もあり早朝から大変でした。

見てください!
この美しいみんなの姿を!
なんと32名が舞台に立つことができました。

 

こぶしは、「つゆ」と「陸の英霊の声」を初披露しました。
「陸の英霊の声」は、
和合亮一・角田英一 作詞   新実徳英 作曲 で

新実さんは、
「私がこのような作品の作詞・作曲に取り組んだのは、集団的自衛権の新たな、かつ、
危険な解釈が流布されたことに突き動かされたからである。」
「音楽は限りなく美しければ良い、私はそう思っている。が、このような時代に音楽には
別な力も発揮してもらいたいと思わざるを得ない。それがこの曲である。」

 

私たちは、舞台での初披露なので、音も歌詞もやや不安でしたが、
「新実さんたちの、そして私たちの思いを皆に聞いてもらうことが今回の課題」だとして
しっかり伝えたつもりです。

「陸の英霊の声」
あなたの子どもを戦争に行かせたいですか あなたの子どもを戦場に送りたいですか
戦う時は戦う    誰と戦うのですか
国のために戦う   どの国と戦うつもりですか

机の上で戦っていたあの人たちは 号令するだけのあの人たちは
負け戦なのに勝利を唱えたあの人たちは
そして今を生きるあなたたちも 南の島のどこで私が死んだのか 知らない

あなたは子どもに何を手渡したい あなたは子どもに何を手渡さない
空を山を鳥を大地を   さえずりを美しさを優しさを

武器を戦場を不条理を無念さを 手渡してはいけない
あなたは子どもに何を手渡したい   あなたは子どもに何を手渡さない

空を海を雲を銀河を 光る穂をいつくしみをほほえみを

武器を血のむごさを無言の死をにくしみを  手渡してはいけない
海よりも空よりも深いさびしさを  あなたは子どもに手渡したいのですか

変えてはいけないもの  この手の優しさだ  この手の正しさだ

今年初の演奏依頼

今年初依頼演奏に甲陽園すみれホームへ行ってきました。
HPで、こぶしの活動や歌を聞いてくださって、「歌の好きなお年寄りたちに、ぜひとも聞かせてあげたい」との依頼をうけ行ってきました。

団員18名とピアニストで総勢19名。
まず私たちの歌「芭蕉布」「アンジェラスの鐘」「つゆ」を聞いていただきました。
(この歌はご存知の筈ないのにな~?)と思いながらも一緒に歌ってくださる方、指揮者の真似をして上手に指揮をする男性・・・・・
歌いながらも頬がゆるんでくるのがわかりました。

その後は、「みんなで歌いましょう」のコーナー。
すみれホームの職員の方々が全員、お年寄りの方々に寄り添い、手に触れ、手拍子をとったりして歌いながらも、(こんな温かい施設の依頼に応えられて良かった!)と思いました。

こぶしのピアニスト・上岸芳子さんに来てもらったので、どんな曲にも対応できるし、音が高かったらキーを落として演奏してもらえるし・・・で安心して歌えました。
たくさんの懐かしい曲を歌いました。

すみれホームから歌ってほしいと依頼された「銀座カンカン娘」「二人は若い」、
いつも最後に歌われる「月がとっても青いから」を歌いおしまいにしました。
約50分の楽しい集いで、皆さんにも喜ばれ、また私たちも心からの笑顔・言葉をいただき、かえって元気をいただきました。

いよいよ土曜日(6月10日)は、キューピーお母さんコーラス大会です。
こぶしは、「つゆ」「陸の英霊」を初披露しますが・・・・・緊張します。