Payver ドライブレコーダがわりにもなる。距離に応じてもらえる報酬は?

自家用車で走るだけで、距離に応じてたまったポイントをPaypalなどを通じて現金化できそう。紹介されていたものの、まだほとんど実際に使用したレビューがないので、報告してみます。

つい先週WIRED(運転の様子を「スマホで撮影」するだけで、ドライヴァーが報酬をもらえるアプリが登場──その仕組みとは?)で紹介されているのを見かけて、さっそくiPhoneにインストール。

録画した映像は後で高速確認できるので、ドライブレコーダがわりに使える。

フロントガラスに吸盤でスマートフォンをセットできるホルダーが届いたので本日試してみました。

今回購入したスマートフォン車載ホルダーはこちら。高いのから安いのまで、いろいろ販売されていますが、安いわりにかなりしっかりしていて、ゲルではなく真空式吸盤でフロントガラスに安心してつけられましたのでお勧めです。

アプリを開くと、画面下に5つのボタン「Map,Log,Record,Help,Me」が並んでいます。真ん中の「Record(録画)」を押すとスマホの背面カメラが作動します。道路の絵が半透明に表示されるので、向きを合わせてスマホを設置します。

録画画面は、車が動いている間は左下にあるRecordingが赤く点滅しています。信号待ちなどでは一時停止してくれるみたい。進行方向とスピードがmphで表示され、手に入れたポイントがptsで表示。バッテリの残りが電池マークで表示される新設設計です。

一番左の×マークのアイコンを押すと、通常は表示されている前方の映像画面が暗くなって、運転時に気が散るのを防いでくれます。

目的にに到着したら、左端の「End Trip」を押します。操作はこれだけ。

撮影された動画は、自宅に戻ってiPhoneがWiFiに接続すると自動的にアップロードされます。携帯の通信容量制限を気にしない人は「Enable Cellular Uplords」としておけばOK。スマホのメモリが気になる人は「High Quality」のチェックを外して、録画の品質を落とすとよいでしょう。

さて、ポイントがたまったところで気になるのがお金に換える方法。「Me」ボタンを押し、「Points Shop」を選択すると上のようなメニューが出てきます。たまったptsに応じて交換できる仕組み。

$5 CashOut ってのが6000ptsで交換できるようです。ちなみに、さっき往復3キロほど軽く走ってきたところ、107ptsたまりました。単純計算で170kmほど走ると5ドル手に入る??

ただ、このCashOutというのがいまいちどのように振り込まれたりするのかわかりません。ここはptsがたまってから再度レポートします。

アマゾンはおそらく米国アマゾンのチケットなので、使えないかも。そうなると確実なのがPaypalです。現金化には手数料を取られるものの、約1550km走ると5000ドルもらえるってことに。東京から鹿児島までよりさらに南下してやっと約5100円というところですが、ドライバーさんにはちょっとしたお小遣いになりそうですね。スマートフォンをフロントガラスにつけておくだけですから。